ベイエリア日記

ベイエリアでプロダクトマネージャーやってる中年おっさんのブログ

シアトルにて

更新がだいぶ滞ってしまった。いかんいかん。

今週(というか先週?)の月曜、火曜とシアトルに出張だったので、2ヶ月半ぶりくらいにオレゴンの実家によってきた。サンフランシスコにいると四季を感じることがほとんどないのだけど、オレゴンはすっかり秋めいていた。肌寒く、木々の葉も赤く色づき、落葉もしていて、なんだか少しほっとした。サンフランシスコは確かに天気最高。でも、やっぱり僕には季節の移り変わりがはっきりと見える場所があっているのかもしれない。

RayがPuget Soundの方に長期間遊びに行っているとかで、Jeffは3Dプリンタを借りてきていた。LoriはJeffが3Dプリンタに夢中になっているのが面白いみたい。僕がいる間も携帯用のアンプを作ろうとなり、CADでデザインしてすぐにプリントアウトしていた。エンジニア魂に火がついた感じで、見ているこっちも面白かった。

いつもシアトル出張は弾丸なのでミーティング詰め込みすぎて忙しいんだけど、新しいサービスのカットオーバーで深夜1時まで作業していたり、いつも以上に疲れた。

ただ、ラッキーなことに火曜日はMomofukuのDavid Changのスピーカーセッションがあり(月曜日に彼に遭遇!)、その日の夜は偶然シアトルに出張中のビジネススクールの同級生夫妻とご飯を食べに行くことになり、鼎泰豊で久しぶりに再会することができた。

David ChangはニューヨークでMomofuku Noodle Barというラーメン屋をはじめて、今はレストランだけではなく、NetflixのUgly DeliciousやPodcastのDavid Chang Channelなどメディアにもかなり出てくるシェフ。正直Momofuku Noodle Barのラーメンは美味しくなかったが、Bossamという豚のロースを煮込んだ韓国料理を出すお店の方は本当に美味しくて、それ以来のファン。だから月曜日に会社で遭遇した時は思わず握手を求めてしまった。写真を撮り忘れたのが残念で仕方ない。スピーカーセッションもかなり面白かった。

シアトルであった同級生夫妻は二人ともビジネススクールの同級生で、旦那はJETで日本で英語を教えていたこともあり、日本語はペラペラ。台湾系のアメリカ人なので、正直ビジネススクールで会った時は日本人なのかと思ったくらい。1年前くらいまでサンフランシスコのファンドで働いていたんだけど、今は香港に移って引き続きファンドで働いているらしい。奥さんの方は、ビジネススクール卒業してファイナンス系の仕事をしたあと、アマゾンに転職して、シアトルに住んでいた。今はShenzengのアマゾンのオフィスに勤めている。彼らはサンフランシスコとシアトルで離れ離れで暮らしていたんだけど、中国に移った今も香港とShenzengで離れてくらしていて、行ったり来たりをしているらしい。相変わらずよくやるわ。ちなみに香港とShenzengはまだ入国審査があるので、距離的にはそんなに離れてなくても、入国審査の時間も入れると結構かかるらしい。奥さんの方が性格が強いので、いつか旦那の方が屈して、Shenzengに一緒に住むんじゃないかなと思っている。ちなみにShenzengはTencentなどの中国のテクノロジー企業が多く本社を構えているので、街自体結構面白いみたい。一度行ってみたいな。