メルカリ上場

メルカリがついに上場。初値5000円で、時価総額は7000億を超えると。日本の時価総額ランキングでもトップ200に入る。本当にすごい。

自分が働くAmazon.comは1994年が創業ですが、すでに時価総額は8400億ドル。時価総額以上に感じるのは会社というものが四半世紀も経たないうちにここまで大きくなるのかということ。仕事でシアトルに行くたびに、街の様子が変わって行くのをみると本当にすごいなと。

アメリカには他にもMicrosoft, Apple, Google, Facebookなどなど時価総額が数千億の、まだ創業から半世紀も経っていない会社がゴロゴロしている。サンフランシスコに住んでいると、その事業を起こし、成功するということに対する熱気をすごく感じる。ここにはベンチャーキャピタルや起業家、エンジニアなど地殻変動を起こすに必要な要素がこれでもかと溢れている。起業して成功した人たちがベンチャーキャピタルを始めたり、エンジェル投資家として活動したり。起業家を生み出し、育む環境がここには本当に揃っている。

だから色々なところでメルカリの上場による日本における起業を取り巻く環境に対して、期待が語らるのは普通だろう。今回の上場で多額の資産を手にした創業者が、その資産を次の世代に還元するという期待なのだろうが、それ以上に僕は特に若い世代が起業に対してより一層憧れを抱くようになるということに期待したい。自分もちょっと頑張らなければと思いました。

やっぱり人間大事なのは夢や憧れですよ。メルカリ本当におめでとうございます。