ベイエリア日記

ベイエリアでプロダクトマネージャーやってる中年おっさんのブログ

Tax Returnようやく

2018年分のTax Returnがようやく終わった。本来なら4月15日が提出期限なのだが、事情があって延長申請をすることになった。自分の場合は日本で働いていた時のRSUのVestにまつわり、日本にも税金を収めているのでその分のTax Creditを計上して二重課税を回避するなど、そもそもアメリカのTax Returnは複雑すぎて処理しきれないので引っ越してきてから会社契約の税理士事務所にお願いしている。今回の事案はそれ以上に自分には複雑だったので税理士様様である。結果としては、当初かなりの金額を納付しないといけないと言われていたのが、過払いが計上されてIRSとカリフォルニア州から税金が還付されることになった。

日本にいた時も確定申告をしていたが、面倒だけど毎年いくら自分が稼いで、いくら税金を納めているのかを目の当たりにすることはいいことだと思う。日本では自営業か年収2000万円を超えるサラリーマンしか確定申告の義務がないので、とても楽だが、そういうことを考える人はあまりいないのではないか。もちろん、全てが源泉徴収であると節税のレバーもないので、考えても仕方ないというのはあるかもしれないが、納税額を意識することで僕はもっと国に「こういう風に使って欲しい」ということを漠然と考えるようになった。

確定申告を義務化しろというつもりはないが、ふるさと納税のように控除の機会を増やせば、考える機会を得る人たちが増えるのではないだろうか。